女性起業家にやらなければよかった失敗はない

「何を思って、そんな向いてないもんになろうとしたん?」
と娘に爆笑されたのは、
「行政書士試験に4回すべって、諦めた」という話をしたときだった。

30年ほど前、日本に住む外国人市民の相談窓口でスペイン語通訳兼相談員をしていた私は、
外国人の在留資格申請の際の書類申請を代行できる行政書士の資格があれば、
スペイン語を活かして誰かの役に立てるのでは?と考えて、受験を試みた。

当時の行政書士試験というのは、
行政書士の業務に必要な法令科目と一般教養科目の択一問題と論述だった。

「行政書士の業務に関し必要な法令等」とは
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学。

専門学校に通い始めた頃、法学にまったく縁のなかった私には
授業で聞く法学の言葉よりアラビア語の方が理解できるんちゃう?
と思ったことだけは覚えている。

ちなみに、アラビア語ってこれ。右から読む。

لقد فشلت في الامتحان أربع مرات.

意味は、「私は試験に4回も落ちました」(笑) by Google翻訳

今、見てみて思った。
法律もアラビア語も、さ~っぱりわからんのは一緒だ(笑)

「誰かの代わりに官公庁に出す文書作成するとか、
四角四面な法律を扱うとか絶対むいてへんやん!」
と、今の私ならわかる。

でも、当時の私にはあったほうがいいと思った資格だった。
だから、週に2回の法律系の専門学校に通いながら
年1回の試験を4回、4年間も受け続けたのだ。

その勉強のお陰で、行政不服審査法とか民法とかの簡単な法律は覚えてたりするので、
今のコンサルティングで役立つことがちょこちょこある。

さらに、こうも思う。
もし、行政書士試験に合格して、
行政書士として働いていたら今の人生はなかった。

紆余曲折ある人生ではあるけれど、今の人生が気に入っている私は思う。

「行政書士試験にすべった過去の私、グッジョブ!」

ここまで読んでくださったアナタは、こんなことをおもっているかもしれない。

××の資格を取ろうと思ったんですけど受からなかったら…
○○したいんですけど…うまくいかなかったら…
△△したとして、結局無駄になったら…

大丈夫です。どんな結果もあとから見るとめっちゃ役に立ちます。
役に立たなくても、ネタにはなります(笑)

そして、きっとそのチャレンジをした自分にこう言います。

「○○を失敗した過去の私、グッジョブ!」

 

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